⑥-5 手術後3日目【腹腔鏡下子宮全摘出術の実際】
■手術後3日目の予定
○目標:痛みが少ない、排便がある
○治療・処置:特になし
○食事:制限なし
○安静(排泄):制限なし、積極的に歩く、排便がなければ知らせる
○保清:特になし
○説明:特になし
■実際の流れ
6時、排便。ゆるいかたまり。
7時、採血。
8時、朝食。白ごはん200グラム・スクランブルエッグ・いんげんのごま和え・しば漬け・ヨーグルト。
8時20分、排便。ゆるいかたまり。
9時20分、執刀医の回診。採決の結果、貧血にはなっていない。血をかためる薬は飲み続ける。まだドレーンに血は混ざっているが、ドレーンを挿入し続けることで感染症のリスクがあがる。ドレーンを抜いても、お腹にたまった血は吸収されてなくなるので心配ない。
10時、病室のベッドでドレーン抜去。下腹部に挿入されたチューブをずるずると抜く。傷口は1センチ程度で、ガーゼに血がにじむかもしれないが自然にくっつくという。ドレーンの先がどこかに当たって出血していたのかもしれないとのこと。積極的に動いたほうがいいとのこと。
12時、昼食。白ごはん200グラム・さわらの味噌焼き・ひじきの炒り煮・生野菜盛り合わせ・ドレッシング。午後は5度病室から出て歩く。
15時、排便。ゆるいかたまり。
16時、着圧ストッキングを脱ぐ。エレベーターを使って移動。売店まで歩く。
18時、夕食。白ごはん200グラム・チンジャオロース・じゃがいもと厚揚げの煮物・キャベツのゆかり和え。
■感想
・体の装着物がすべてとれて解放感がある。
・しばらく腹帯を外してみるが、外すと腹部に負担がかかるし、動いているときに傷口に何か当たったらどうしようと心配になる。つけておくと、腹部が支えられてラク。サイズが大きいのでタオルを間に挟んでいるが、気づいたらずれている。
・とにかく動いてという指示があり、病室を出て歩く。装着物がなくなって体は軽くなったかずなのに、思ったように歩けない。よたよたするし、すぐに疲れる。
・寝返りをうつからか、ずっとベッドにいるからたまったのか、髪の毛がすごい抜けている。切れている? 枕やベッドの周辺にもたくさん落ちていてショック。